2023年03月01日

息子の部屋

物の管理が上手でないのは子供らも同様。私が下手だし、教えられていないから、子供らもできないのは当たり前なんでしょうね。なるべく自分でできるようになってほしいなと思いながら、私自身が苦手なのでどうにも進まないというか……だってどうすればいいの?! です。
私が、私だけのものを、私だけの場所で、私自身が使いやすいようにしまう、出す、戻す、というのはできるんです(多少は)。
でも子供がやりやすいのはどうなのかを考え、一緒にやりつつ、やる気を引き出し、うまく教え導く……あー無理。無理すぎる。私だって上手じゃないのに。ていうか、まあぶっちゃけ嫌いだからさぁ。料理みたいに好きだし上手だし楽しくできるから子供らも勝手にできるようになっていく、っていうのが理想だけど、片づけは……とほほ。

この春から中学になる息子。
その部屋を前に使っていた上の子のものが置き忘れられており、片づけも、掃除も、できていないまま汚部屋となって、服は床に山積み、埃もすごい、クローゼットは使ってない大きな引き出しが占領している、上の子が使っていた中途半端? な本棚が場所を取っているという状態。
進学を機に、心機一転すっきりとした部屋を! と思い、クローゼットの中身を全出しし、仕分けるところまではまあ、なんとかやれた。
ところが。
大きな引き出しは要らんのじゃないだろーか。なんならこの本棚も……? いやいやさすがにもったいないか? ん-でも私はこれをどう活用したらいいか思いつかんぞ、どうしようこのままじゃ今日終わらないし全部出した地獄のままになってしまう!
夫も協力すると言ってくれていたので、「これどうしよう」と話していたら……またやってしまった、のか、テンパった私はおろおろ。捨てる捨てない、どう使うのか問題になり、「じゃあどうする、これ」がトラウマの地雷スイッチON! で、貢一郎さんおかんむり。
息子の教育について、先回りして転ばないよう石を拾う行為だとか言われ。一所懸命やったのは無駄だったのかと脱力。夫と息子が話しているのを聞いていたが、どこまでも脱線していく二人。お風呂も沸いちゃったし、もはや全然部屋の話じゃないし、と私もげんなり。もうどうでもいいや、となってしまいました。

家族でいるのに私一人で空回りして必死ででも無駄なことなのかなとか、何をどうすればいいのか分からない! とか、どうにも出口がなくて、やる気もなくて、結局その日は息子の部屋をそのままにしてしまいました。
それから一週間ほどして、今日、不要な服をひとまとめにするところまではなんとか。

今日はオンラインでお話したことのある片づけのプロがDMをくださって、相談に乗ってくれた。なんとありがたい……!
気持に寄り添ってもらうこと、吐き出す言葉を否定せずに聞いてくれること、私のぐちゃぐちゃな思考を整理してくれることが、何よりありがたかった。
息子が自分のものを自分で管理できるようになってもらいたい。そのために、私が何でもやるのではなく、息子ができることから自分で考えてやれるように、教え導いていく。片づけが苦手な私にはなかなか難しいけれど、プロのご意見を参考に、息子の聞き取りをしながらゆっくりでもやっていければいいなと思いました。

まだまだ続く、片づけマスターへの道。
孤軍奮闘なのが辛かったけど、聞いてもらえて、私は一人じゃないって思えて、ものすごくパワーをもらえた。これからもがんばる。うん。
posted by 神崎 at 16:34| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月19日

キッチンのこと(2)

2020年6月、エスプレッソマシンが来ました。
前もあったんですが、壊れまして。前は部屋の中央にあるキッチンカウンターに乗っていたのですが、どかしたら家が広い! 端の方に乗っていて、そこにある時はそんな気にならなかったのですが、どかしたら、「もうここには何も置かないで!」って気持ちになりまして。

じゃあどこに置くんだ、これ。

……ここから始まる、台所パズル。
これを置くならこれをどかして、じゃあそれをどこに置くの、と、永久連鎖。テトリス?
結局、物を増やすなら、既存のものを捨てるしかないんですよね。
物の要不要を考えなくてはいけません。

片付けの本によると……

 ・すべて出す
 ・取捨選択をする
 ・置き場所を決める
 ・必要としたものを置き場に戻す

なんだそうですが、それ一人でやる気起きません……一昼夜かかりません? ご飯作れない……夫や子供らに冷ややかな目で見られそう(実際そんなことにはならないと思うけど気が引ける)。
途中でどうしたらいいか分からなくなって途方にくれたら?
結局ほとんどのものを元に戻すことになりそう(白目)。

とっ、とにかく、ハードル高いですよそれは!!

とりま台所の問題について頭の中だけで整理していきましょう。
それなら取り返しのつかないことにはならない。キッチンは何も変わらないし、今夜の夕食も作れるし。
まあ、物理的には何も進まないまま時間だけが過ぎちゃうんですけどねw
私は頭の中だけでは考えられない人間なので、アウトプットすることで少しでも効率的に考えが整理できたらいいなと思うんです。


さて。

ようやく本題(導入長すぎ)。


えっとー。
新しいエスプレッソマシン置いたところには、ホームベーカリーがありました。これは、床におろしてみた。うーん。食べ物関係は床じゃない方がいいんだけどなあ。うーん。うちの台所広いはずで、機材とか全部置けるはず……うーん。おかしい。

もう一つ、そこには電子レンジもありました。
それをお茶置き場に置いて……と。
え、じゃあティーバッグとかを置いてた木製のおしゃんてぃーな棚はどうする?
えと、じゃあ、その左側に……?
そこにあった金属と木の組み合わさった棚は?
お菓子入ってたけど、子どもらそこから食べないっていうか不人気なものがいつまでも残っててさ、今は結局電話台のとこに箱置いてその中じゃん。ていうか溢れてるじゃん。ていうかていうかていうか……!!!(オチツケ)

電子レンジの上が開いてるなー……。
でも直接お盆置いたりとかダメなんだよね? 確か。
あ、じゃあこの金属の棚を解体してー……棚板と足パーツを組み合わせてレンジの上に置いたら隙間出来るし、その上にラップとか置くか。
カレールウとかもなんかいつもここに置いてたけど、これ、本来は違うよね……どうしようか。

こういう、次から次へと「じゃあこれはどうするの」が苦手なんだようおうおうおう!
とっ、とりあえずルウはここに置いておこう……ナッツも……置いておこう……お菓子、のことは、あとで考えよう……。

あれ?
お茶の棚をレンジの横に置いたけど、これはあれじゃないか、エスプレッソマシンの隣にしようって言わなかったか? あ、じゃあ違う、あっちの端だあ。
えとえと、じゃあじゃあ……あうあうあうあう(パニック)。



第二回は、不必要なパニックになったところで終わります。

第三回、とりあえず全部出し……じゃなく、全部書き出し、に続きます。
posted by 神崎 at 15:03| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

キッチンのこと(1)

断捨離とか苦手。
出したらすぐ片付ける、とかも苦手。
めんどくさがりですべて後回しにしたい。
でも綺麗に片付いてるのが好き。
たまぁ~に大掃除祭りをやるとすごくすっきりするのを脳が記憶しちゃってるので、その快感が忘れられずにまた溜めてしまうので家はほとんど常に散らかっていてイライラする(でも片付ける方がめんどくて嫌なので放置)。

まーそんな私です。今年で42になります。40代とかもっと大人だと思ってた(遠い目)。


タイトルは「キッチンのこと」だった。そうだった。
いやね、私が最も苦手なのが、「これはどうするんだろう」と行き場の決まらないものがどんどこ溢れるリビングなんですよ。
分かりやすいものは整理できるし片付けも出来るのね。
例えば財布のレシート。すぐ家計簿に書き写して捨てられるし、家計簿の管理もばっちりできてます。
例えば筆箱。美しく整頓された私の筆箱を見てくれw って感じ。
でもとにかく乱雑なリビング……だって! 誰のこれ?! いつのプリント!? これはごみなのおもちゃなの作品なのなんなの!? ていうかこれは……なに、なんなのよ、要るのか要らないのか……ってものが次から次へと出てくるんですものー!
置き場が決まってるものは、それでも戻せます。でも分からないものが多すぎる。
そして置き場が決まっていても、なんで毎回出てんねん!(怒)というものを片付けるのはイライラするのです。
そんなわけでリビングの片付けがいっちゃん苦手。一番長い時間を過ごすのにね。

他人のものをどうにかするってのがさ。ダメなんだよね。

だから、キッチンですよ。
ここは私の聖域。
もちろん、家族のものもあるんだけど……でもまあある程度私が決めたとおりに家族に使わせることができる。

ただ……物が多すぎるよね……。
断捨離の本とか雑誌とかネットとか見るとさ、食器は大中小一枚ずつで、とか書いてあるけどさ、季節ごとに変えたいお箸置きや、料理ごとに和食器を変えることの素晴らしさとかを捨てたくないし、実家からもらった年代物の素晴らしいポーセリンも捨てられないし、大皿とかどこにしまえばいいんだよと思いながら、でも使うんだよ! と喚き散らして本をぱたりと閉じるのです。

あとね。一般的な片付けの本が参考にならない……。
「直径25cmとかある寸胴鍋は皆さんどこにしまってる?」「ねえよ」「ですよねー」
一事が万事こんな調子で、どうにもこうにも。台所のサイズも大きいんだけど物も多いし……あああああ考えてると頭がぐっちゃぐちゃ~!(台所もぐっちゃぐちゃ)

ところで。

夫愛用のエスプレッソマシンが壊れまして、新しいものを注文しました。
COVID19のせいで(イタリアはデロンギ製品なもんで)全然届かなかったのですが、6月中旬、ようやく届きました。2ヶ月くらいかかったね~。

そんでそれをどこに置くねん? って話になったわけです。

夫は「使えるし、捨てるのもったいないよ」の人。
分かるよ。私もそうだよ。
でもね!
私はそのとっておいたものを使いこなせる人じゃないのよ!
夫は、何かあると家のどこかからごそごそ取り出してきて、いつの?! みたいなものをきちんと使いこなす人。一方の私は、しまったらその存在を瞬間的に忘れちゃう人です。本質的に、多くのものを持てる人じゃないんですよ……。

今回、キッチンについては、夫に約束してもらいました。

 ・まだ使えるものを捨てても文句言わない。
 ・逆に、必要なものがあれば何でも買っていい(もちろんよく考えて、無駄な買い物はしません)。

そんなわけで、キッチンのものの断捨離をして、すっきりした台所を目指そうと思います。
引っ越してきたときは「使ってるうちに考えて模様替えとかすればいいよね」とか言ってた。まさか15年もそのままとは。ううん、予想してた。どうせそのままだろうなって。だから段ボールはすべて開けたもの……(開けなかったらそのまま何年も経ったってよく聞くからさ)。
やろうと思っただけいいよね。
まあ今まで何回も何回も何回も思っただけで断行できてないけどね!!

今回は、決意した、というお話。
次回は、具体的な話を書きます(ま、今から書くんだけど)。
posted by 神崎 at 14:06| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする